「眠れなくてつらい!」を克服するために知っておきたいこと

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脳の覚醒を維持するヒスタミン




ヒスタミンヒスタミンはアレルギーや胃潰瘍を引き起こす悪玉物質とされることが多かったのですが、脳内では神経伝達物質として機能しており、覚醒作用や不安を和らげる作用があるので、最近は 善玉物質と考えられています。
日常生活でヒスタミンの存在を意識するのは花粉症の時期ではないでしょうか。ヒスタミンは、脳の中でも、前頭葉や帯状回という、判断や段取りを立てる役割をしている部位に受容体を多く持っているので、この時期に花粉症対策として飲まれる抗ヒスタミン薬でブロックしてしまうと、頭がボーッとして、眠たくなってしまうそうです。
ヒスタミンは脳を覚醒させる興奮性神経伝達物質です。増えすぎると眠れなくなります。その時は、耳から上の頭を冷やしていると、大脳の温度が下がり、過剰な覚醒を鎮めることができます。
また、ヒスタミンは、カフェインとも深く関係しています。通常、人間の脳は、脳にたまった睡眠物質が、抑制性のGABAという神経伝達物質を促進させ、GABAがヒスタミンを抑えることで眠くなるという仕組みを持っているそうですところが、カフェインは、睡眠物質がGABAに作用するところをブロックするので、ヒスタミンが抑制されず、眠くならないそうです。カフェインは摂取してから30分程度で脳に到達し、4~5時間、脳に滞在するので、就寝時間の4、5時間前からコーヒーやチョコレートなどカフェインの入ったものを口にするのは控えた方がいいと思います。
また、ヒスタミンが必要以上に増えると、かゆみも引き起こします。花粉症の時期は、カフェインの摂取を控えて、ヒスタミンが抑制されやすくするのも、速やかに眠るためのよい工夫と言えるでしょう。
ちなみに、「ドリエル」(エスエス製薬)や、「ネオディ」(大正製薬)といった睡眠改善薬は、塩酸ジフェンヒドラミンがヒスタミンを抑制することで、眠気を誘因するものです。

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