「眠れなくてつらい!」を克服するために知っておきたいこと

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糖尿病と睡眠の関係

夢しずく

睡眠不足で糖尿病の発症

すいみん最近の国内外の研究から、睡眠不足がインスリン抵抗性を高め、高血圧や糖尿病の発症や悪化に深く関係していることがわかってきました。オランダのライデン大学メディカルセンターの研究者による報告では、たったひと晩の睡眠不足でもインスリン抵抗性が上昇するとされ、日本でも注目されています。
旭川大や北海道大を中心とした研究チームにより、2003年から33~55歳の男女3570人を対象にした調査によると、1日の平均睡眠時間が5時間以下の人は、7時間超の人と比べて糖尿病発症のリスクが5倍以上も高まることが判明したそうです。

どうして睡眠不足から糖尿病になるの?

私たちは、起床する3時間前から、血圧や血糖をあげるコルチゾールという物質が分泌されだして、その量がピークになると体が起きられる状態になって、目が覚めるという仕組みをもっているそうです。ところが、睡眠時間が削られると、体を起こすためにかかる負担が大きくなるので、一時的にコルチゾールが急激に上昇する反応が起こります。このコルチゾールは、インシュリンを低下させるので、睡眠不足で無理やり朝起きるような生活をしていると、毎朝コルチゾールが急激に増えてしまい、必然的にインシュリンが減って血糖値が高くなるのです。

糖尿病になると睡眠の質が悪化

またインシュリンが減ると、睡眠物質のメラトニンの分泌も減ってしまい、睡眠の質が悪くなります。
このような作用によって、単なる睡眠不足だったものが、不眠に発展してしまうそうです。糖尿病には不眠を合併することが多いのはこのようなメカニズムが関係しているのです。

糖尿病の症状を悪化させる睡眠不足

さらに、睡眠が不足すると、満腹感をつくるレプチンというホルモンが減ってきます。レプチンはインシュリンの働きを補助する働きがあるので、レプチンが減ると、同じ量のインシュリンでも効果がうすくなってしまうという状態になってしまうそうです。これによって、すでに糖尿病を患っている人の症状は悪化してしまいます。糖尿病の方が、睡眠がしっかりとれてないと、手の感覚が鈍くなったり、むくみがひどくなったりすることがありますが、これがそのメカニズムのようです。
また、レプチンが減ると、グレリンという食欲を増進させるホルモンがでてくるそうです。睡眠不足が続くと、余計に食欲を増進し肥満や生活習慣病のリスクを高めることになるといえるでしょう。

起床時刻に気をつけて糖尿病予防

朝起きるとき、体への負担をできるだけ減らし、インスリンの分泌を減らさないためには、急な早起きをしないことということも大切になってくるそうです。平日と休日の起床時刻を1時間程度の違いまでにしておくと、かなり体への負担は減るそうです。特に、糖尿病の方やその予備軍の方は、休日の起床時刻に、気をつけてみてください。

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