「眠れなくてつらい!」を克服するために知っておきたいこと

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がんと睡眠の関係

夢しずく

運動習慣がない夜勤人や食事に偏りがある人だけでなく交代勤務者や客室乗務員など、暗くなるはずの時間に明るいところで働いている人に、がんの発症率が高まっているというデータがあります。
例えば、夜間の交代勤務を、月に3回以上行ってきた女性は、昼間の勤務だけを続けてきた女性に比べ、乳がんで1.36倍、子宮内膜がんは1.46倍になるというもの、交代勤務の職場で働いている男性は、昼間に働く男性に比べ、前立腺がんになるリスクが、なんと3倍にもなるというものです。
がん細胞は正常な細胞の変型ですが、がんとして表に出ないのは、生体防御機構である免疫が働いているからだそうです。私たちの体のなかでは毎日、がん細胞の発生と消滅が繰り返されています。しかし、眠眠不足になると、この免疫機能が働かなくなり、がん細胞を攻撃する免疫細胞の働きも低下します。そうして、がんが発症するリスクが高まることになるということです。
がんになるリスクが高まる原因として、もう一つ、メラトニンという睡眠物質の分泌がが大きく関係しているそうです。メラトニンの分泌は光によって決まります。網膜から光をうけると分泌が減り、暗くなるほど増えます。昼光色の蛍光灯で明るくしたリビングで3時間ほど過ごすと、分泌されるはずのメラトニンは50%まで減ってしまうという研究結果もあります。
メラトニンには、抗酸化作用といって、活性酸素を除去して酸化を防ぐ作用があります。メラトニンの抗酸化作用は、あらゆる分子に対して酸化による損傷を吸収できる、最も強力な作用を持っているそうです。またメラトニンには免疫細胞を活性化させるという研究結果もあります。暗くなるはずの時間に、明るいところで働いている人のがんの発症率が高くなるのは、このような理由からのようです。
夜間、さまざまな理由で、明かりのもとにいなければいけない場合は仕方がありませんが、そうでない場合は、部屋の電気をなるべく落ち着いた電球色にして不必要な照明は消し、寝室もできるだけ真っ暗にしておきましょう。もし、真っ暗だと眠れないという方は、照明を壁にあてて間接照明にしたり、頭より下の部分に照明を置いたりして、徐々に暗さに目を慣らしていきましょう
もちろん夜通しでテレビやインターネットをみたり、スマホの画面を何時間も見たりするのも、メラトニンの分泌を抑制してしまうので、しないように気をつけましょう。
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