「眠れなくてつらい!」を克服するために知っておきたいこと

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高血圧と睡眠の関係

高血圧が原因で、不眠になることはほとんどありませんが、不眠が原因で高血圧になったり高血圧が悪化することはよくあります。
眠っている間に、交感神経は活動を休め、血圧は低くなるように調節されています。ところが、夜に眠れないと、交感神経が高ぶったままになってしまう為、アドレナリンなど血液中の興奮物質が増加します。その結果、心臓の働きが強まり、血管が収縮して血圧が上昇してしまいます。さらに、夜の血圧が下がらないだけでなく、朝や翌日の血圧まで高くなってしまうのです。睡眠不足が2~3週間ほど続くと、血圧の高い状態が慢性化する危険性もあるそうです。
睡眠不足による高血圧は、たばこやアルコールなどをやめてみる、ストレスを溜めない、食事の内容を塩分控えめなものにしてみたり、取る時間帯を考えることで、高血圧になる原因がなくなりますので、リスクを抑えることができるだけでなく、睡眠不足、不眠も問題も解消できます。
睡眠導入薬が、高血圧に二次的に効くということもあります。睡眠導入薬は降圧薬ではないので、降圧薬の治療をしても血圧がうまくコントロールできない場合、検討してみるとよいようです。特に朝と夜の血圧の差が大きい方は、睡眠障害を疑ってみましょう。睡眠導入剤を使ってぐっすり眠ることで、朝の血圧が下がるということは、よくあるケースだそうです。
意識も脳も休んでいる深い眠りの状態をノンレム睡眠(徐波睡眠)といいますが、この徐波睡眠を増やす睡眠導入薬が最も効果的です。具体的には、マイスリー錠という睡眠薬で、徐波睡眠の量を増加させることが確認されています。ただ、睡眠状態な良好な方がマイスリー錠を飲めばかえって睡眠リズムを崩してしまうので、注意が必要です。なお、血圧を下げる薬剤と睡眠導入薬を一緒に服用することによる副作用の心配はなく、併用しても大丈夫です。
睡眠不足、不眠症と高血圧の関係は複雑に絡み合っています。したがって、不眠と高血圧のリスク、双方を分けて考えず、つなげて対策をとっていくことが大切になってきます。不眠症で、血圧が高い方は、健康に良いと思える習慣を身に着けていくことで睡眠不足、不眠症、高血圧のリスク回避が同時に解決できますから、普段の生活を今一度、チェックして改善していきましょう。

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