「眠れなくてつらい!」を克服するために知っておきたいこと

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眠らないと認知症に

「アミロイドβ」という脳の老廃物が、認知症発症に大きく関係する物質として注目されています。認知症を発症すると、脳の萎縮とともに脳内のアミロイドβが増え、次第に神経細胞を死滅させていくことが、近年、明らかになりました。
「スタンフォード式最高の睡眠」の著者である西野精治先生によると、起きているうちには色々な物質が産生されるので、役割を終えたら分解して排泄される必要があるのですが、この分解を効率よくするために、睡眠中に行われていることが大事だそうです。脳の老廃物「アミノイドβ」も眠らないと排泄されず、脳に沈着し認知症を発症するリスクが高くなる可能性があるということです。
アミロイドβの蓄積が認知症に直接関係していくのは、認知症発症の20~30年前から、といわれています。つまり、40代前後からきちんとした睡眠をとれているか否かが、将来の認知症発症の危険度を左右する、ということなのです。
40代からは、アミロイドβを毎日リセットして認知症を予防するためにも、毎日の睡眠の見直しが大切です。まだ体力のある40代なら、ついつい睡眠時間を削ってでも活動しがちになるかもしれません。しかし、短時間睡眠を続けていると、今大丈夫でも、将来認知症発症の引き金になりかねません。睡眠を軽んじず、早い時期からしっかり眠ることが大切です。
ただ、睡眠の状態が悪いと、認知症になりやすいことも分かってきました。習慣的に1時間以上の昼寝をしていた人は、そうでない人に比べて認知症になる確率が2倍になります。一方、毎日30分以内の昼寝をとっていると、認知症になる人を5分の1に減らすことができます。認知症の予防のための昼寝は、午後3時までに30分以内とし、それ以降の長い時間の昼寝は、夜の睡眠の質を悪くするので止めておきましょう。
これまで、認知症のリスクを高める生活習慣として栄養の偏り、喫煙、運動不足、社会活動の低下などが指摘されてきましたが、これらに加えて、睡眠リズムの乱れや不眠、睡眠不足などの睡眠障害も見逃せない問題として考えておかなければなりません。

 

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