「眠れなくてつらい!」を克服するために知っておきたいこと

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睡眠と肥満の関係

コロ肥満ンビア大学のNational Health and Nutrition Examination Survey を基にした研究では,平均睡眠時間が4時間以下の人は,望ましいとされている平均睡眠時間7時間の人に比べて73%も肥満になる確率が高いという結果が出ました。さすがに4時間以下睡眠という人は少ないかもしれませんが,5時間でも50%,6時間でも23%高くなるとのことです。(コロンビア大、対象1万8000人、32~59歳)では、なぜ睡眠不足が肥満を引き起こすのか、そのメカニズムについて調べてみました。
睡眠不足になると運動量が低下するため、それに伴いエネルギー消費量も低下します。するとあまったエネルギーが脂肪として蓄積され、肥満につながっていくようです。
また、睡眠不足と肥満の関係に、空腹を感じるホルモンである「ghrelin(グレリン)」と脳に「もうこれ以上食べるのはやめよう」と指令を出す「Leptin(レプチン)」という2つのホルモンが介在していることが明らかになったようです睡眠不足になると,ghrelin が増え,Leptinが減少するため,満腹を感じる作用が鈍くなり,食欲が増進され,肥満になるのです。この2つのホルモンと睡眠時間の関係を調べた実験があります。1日10時間の睡眠と4時間の睡眠では、血液中の2つのホルモンの濃度にどのような変化があるかを調べた実験で、4時間睡眠ではghrelin が28%上昇し、Leptinが18%下がるという結果が出ました。これは、ふだんなら満足できる食事量でも、睡眠不足なら満腹感が得られず、もっと食べてしまい、肥満になるということだと思います。Leptinには、さらに代謝を促す作用があります。代謝がよくなれば、同じ運動量でもカロリーの消費量は大きくなり、太りにくくなります。睡眠不足でLeptinの分泌量が減ると、代謝が悪くなりカロリーの消費量が減るということになってしまいます。
つまり、睡眠不足になると、食事の量が増え、運動量や代謝が低下するのでますますカロリーが消費されなくなるということで、これが睡眠不足が肥満につながるメカニズムと言えるでしょう。
また肥満は、生活習慣などの環境的要因だけではなく、遺伝的要因も影響しています。ワシントン大学で、双子を対象にした最近の睡眠時間の研究によると、遺伝的に太りやすい体質の場合は、睡眠時間が多い方が体重も軽いということがわかりました。(摂取カロリーの量は統一していると思います。)太りやすい家系だからと、痩せることをあきらめている人も、睡眠をたっぷりとることで、遺伝的な影響を最小限に抑えることができると言えるでしょう。

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