「眠れなくてつらい!」を克服するために知っておきたいこと

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過眠症ではない「眠気」

食後 眠気「過眠症」というほどではなくても、睡眠不足の翌日や疲れたときなどは、眠気を感じることは誰にでもよくあることだと思います。慢性的に日中の眠気に困っている人の数は、およそ人口の1割ぐらいにのぼると考えられています。

食後の眠気

食事に含まれる炭水化物などの糖質の働きによって血糖値があがります。その際に、その上昇を抑えるためにインスリンが分泌されて急激に血糖値が下がりブドウ糖が不足状態となります。ブドウ糖は脳のエネルギー源で、不足すると眠たくなります。
また、食後は内臓が消化活動を行うために、血流が胃腸に集中し、脳の血流量が少なくなり、眠くなります。

入浴時の眠気

風呂に入る際、脱衣所で服を脱ぐと、体が冷やされるため、 血管が収縮して血圧が上がります。湯舟に入った瞬間は、お湯の熱によって交感神経が刺激されるため、 心臓から送り出される血液量が増え、血圧は更に上昇します。しばらくお湯につかっていると、今度は、体が温められたことによって血管が拡張し、また、身体も、上がってしまった血圧を下げるよう働くため、血圧が下がってゆきます。急激に血圧が下がると、脳に血液がいかなくなり、意識が消失することがあります。つまり入浴時の眠気は、「睡眠」というより「失神」に近い状態です。

感染症による眠気

風邪をひくと眠たくなることは、誰でも経験したことがあると思います。これはウィルスなどの病原体に感染したときに起こる体の免疫反応が原因です。免疫反応を担当する血球系の細胞が放出するインターロイキンなどの物質が脳の視床下部にある覚醒センターや睡眠センターに作用して、睡眠を促すと考えられています。

薬物による眠気

過眠症と鑑別しなくてはならないものに、薬物の副作用による眠気があげられます。
身近なところでは、風邪薬を飲むと眠くなることは、誰しも経験があることだと思います。これは、鼻水を止める成分として抗ヒスタミン薬が配合されているからです。ヒスタミン本来の覚醒作用が、抗ヒスタミン薬によって阻害され、眠たくなるのです。また、アルコールも一種の薬物だといえます。お酒を飲むと眠たくなることは、多くの人が経験することと思いますが、これはアルコールが、覚醒物質の分泌を抑えるGABAの作用を強めるためです
ちなみにコーヒーやお茶などに含まれるカフェインは、脳内で眠気の発現に関わっているアデノシンという物質の邪魔をして覚醒を高める作用があります。

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