「眠れなくてつらい!」を克服するために知っておきたいこと

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概日リズム障害

概日リズム障害とは

日の出概日リズム障害は、体内時計の狂いによって不眠や過眠が起こる病気で、覚醒のしくみの異常が引き起こすという意味で、不眠症と同様に考えることができます。
体内時計は全身の細胞が持っていると考えられていて、睡眠や覚醒だけでなく、体内のホルモン濃度、血圧、体温調節などの生理活動を制御しています。そして、すべての体内時計を同調させ、コントロールしているのは、脳の視交叉上核という部分です。したがって概日リズム障害も、入眠障害や中途覚醒と同じように、脳の問題だといえます。

概日リズム障害の原因

体内時計が狂う原因には、遺伝によるものと環境によるものの2つがあると考えられています。
体内時計は、時計遺伝子といういくつかの遺伝子の相互作用によってリズムを刻んでいますが、完全な24時間のリズムを刻めるわけではないので、毎朝、光によってリセットされます。
家族性睡眠相前進症候群は、非常に早く眠くなり、また早く目が覚める疾患ですが、これは体内時計は毎朝リセットされますが、時計の進み具合が速いためにおこることがわかっています。反対に、睡眠相後退症は、なかなか眠くならず目覚めも遅いという疾患です。これは逆に時計の進み具合が遅いために、おこります。
遺伝子要因がなくても、環境要因によって体内時計が狂ってしまうことがあります時差ぼけや三交代の勤務など、生活リズムが不規則になれば、睡眠・覚醒リズムに問題が生じてしまうことがあります。

概日リズム障害の治療

概日リズム障害の治療は、体内時計の狂いをなおすために、薬を用います。 最近、体内時計に作用するラメルテオン(商品名ロゼレム)という新し睡眠導入剤が作られました。これは松果体から分泌されるメラトニンという脳内物質に似た作用を持っています。体内時計だけに作用するので、有害な副作用が少なく、入眠までの時間を短縮するとともに、総睡眠時間を増やす作用があります。ただし、ラメルテオンは服用後すぐに効果を発揮するというよりは、2~3週間程度服用することによって効果があらわれる薬ですので、注意が必要です。
薬物療法以外にも、生活習慣を見直すことで、改善することもあります。「睡眠相前進症候群」の場合は、夕方以降に強い光を浴び、早々と寝床につくのを我慢する、朝日を避けるために早朝からサングラスを着用したりするのも効果があります。逆に「睡眠相後退症候群」の場合は、早く起きて朝日を浴びるのがいちばんの改善法のようです。

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