「眠れなくてつらい!」を克服するために知っておきたいこと

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年齢と睡眠との関係



子ども、成人の睡眠の質

睡眠の質は、子ども、成人、高齢者それぞれで顕著な違いがあります。 子どもは、レム睡眠も徐波睡眠(ノンレム睡眠のうち特に深い眠り)も非常に多く、その周期は60~120分といわれています。生まれたばかりの新生児は、睡眠の半分がレム睡眠で、このときに脳神経系が作られます。3~5歳になるとレム睡眠の割合が2割程度に落ち着き、ほぼその割合で高齢まで推移します。
成人は、入眠後に徐波睡眠が多く出現し、明け方にレム睡眠が多くなります。

高齢者の睡眠の質

高齢者は、徐波睡眠がほとんどなく。睡眠の途中で目が覚めたり早朝に目が覚めたりするため、ぐっすり寝た感がもてなくなることが多いようです。しかし高齢者の場合、睡眠不足を感じても主観的なものが多く、実際に健康に支障がないものがほとんどだということですが、高齢になると、加齢によって眠気を誘発するホルモンのメラトニンの分泌量が少なくなります。そのため、若い人に比べて睡眠にさまざまな問題がでてきます。不眠の人が日中に光を浴びることで、睡眠に問題のない健康な人よりも多くのメラトニンを分泌できるようになったという研究報告もあるようで、昼間、外に出て光を浴びて活動することが、メラトニンの分泌量減少に対する有効な手段となるようです。
また、高齢になると1日のうちで体を動かす機会が減り、運動不足になりがちです。日中はできるだけ外で体を動かすように心がけ、しっかり体温を上げ、就寝時に下げるような工夫をしなければなりません。

60~65歳前後に退職を迎える人は、大きな生活の変化があります。また女性は閉経を機に心身の変化が起こります。こうした時期に不眠に陥るケースも少なからずあるので、特に睡眠環境に配慮する必要があるといえます。

認知症の方の睡眠障害

アルツハイマー病などの認知症の方では、同年代に較べてもさらに睡眠が浅く、さまざまな睡眠問題がみられるようになります。重度の認知症の方ではわずか1時間程度の短時間でさえ連続して眠ることができなくなるといわれています。認知症の方では夜間の不眠とともに昼寝(午睡)が増え、昼夜逆転の不規則な睡眠・覚醒リズムに陥るようになります。またしっかりと目が覚めきれず「せん妄」といわれるもうろう状態がしばしば出現します。このような時には不安感から興奮しやすく時に攻撃的になるため、介護の負担が増します。認知症の方の一部では、夕方から就床の時間帯に徘徊・焦燥・興奮・奇声などの異常行動が目立つ日没症候群という現象がみられます。これも睡眠・覚醒リズムの異常が関係していると考えられています。
残念ながら認知症の方の睡眠障害に有効な薬物療法は知られていません。効果が出ても一過性の場合が多く、長期間にわたり使用することは避けなければなりません。効果が出ないからといって睡眠薬や鎮静薬を使いすぎると、強い眠気や誤嚥、転倒・骨折などのために生活の質が低下し、結果的に介護負担が増加します。認知症の方の睡眠障害への対処法を下記にまとめました。即効性はありませんが根気強く続けることをお薦めします。これを参考にしながら「なるべく日中に刺激を与えて覚醒させる」「規則正しい日課で生活リズムを保つ」「夜間睡眠の妨げになる原因をなくす」ことを心がけてください。

認知症の方の睡眠を保つために

  1. 就寝環境を整える(室温・照度)
  2. 午前中に日光を浴びる
  3. 入床・覚醒時刻を規則正しく整える
  4. 食事時刻を規則正しく整える
  5. 昼寝を避ける/日中にベッドを使用しない
  6. 決まった時刻に身体運動する(入床前の4時間以降は避ける)
  7. 夕刻以降に過剰の水分を摂取しない
  8. アルコール・カフェイン・ニコチンの摂取を避ける
  9. 痛みに充分対処する(気づかれていないことも多い)
  10. 認知症治療薬(コリンエステラーゼ阻害剤)の午後以降の服薬を避ける
年齢と睡眠

年齢ごとの睡眠の質の変化

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