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日本人の睡眠について

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日本人の平均睡眠時間の変化

3月18日の「世界睡眠デー」を前に毎日新聞に『「眠らない国」に警鐘』というコラムがのっていました。その中で、国民の就寝時間についての継続的な調査データと世界各国の平均睡眠時間のデータが紹介されています。国民の就寝時間について、「90%以上の人が就寝する時間」(NHK放送文化研究所による国民生活時間調査から)は、1941年には午後10時50分だったのが、年々遅くなり1970年には午前0時、90年には午前0時45分、2000年には午前1時になっています。さらにこの調査から睡眠時間の継続的な調査データを見てみると下表のようになります。

睡眠時間の時系列変化

睡眠時間の変化
(日本人の生活時間・2010から抜粋)

この結果を見ると、就寝時間の遅れがそのまま睡眠時間の減少につながっているといえます。就寝時間の遅れの原因を分析すると、インターネット,ビデオ,テレビなどのメディア接触する時間が増えたことで、就寝時刻が後ろにずれ込んでいる様子がみられるとしています。世界的にみても09年のOECDのデータによると、日本人の睡眠時間は韓国に次いで世界第2位の短さで、睡眠時間の長いフランスと比べると1時間も短いそうです。
こうした現状に、国立精神・神経医療センターの三島和夫先生は、「日本人全体が慢性的な睡眠不足に陥っている。社会全体の問題として考えなければならない。」と警鐘をならしています。睡眠不足からくる集中力、パフォーマンスの低下、さらには交通事故や産業事故にも関係しており、経済的損失の推計が年間3兆円、さらには生活習慣病のリスクが高まるからです。

約4割の人が不眠症の疑い

こうした生活習慣はまだ改善の余地があるが、さらにやっかいなのは深刻な睡眠障害です。同コラムによると、20-79歳の男女の約4割の不眠症の疑いがあったとしています。(「不眠に関する意識と実態調査」MSD)疑いがある人で、約6割の人が睡眠不足などの自覚がなく、あったとしても7割の人が専門医を受診していませんでした。不眠症の疑いのある人は、日中のパフォーマンスがそうでない人に比べ3割以上ダウンするという結果が出ていることを考えても、専門医に相談することをすすめています。本サイトでも簡単な睡眠診断ができるので、不眠かなと思ったら、一度試してみられたらいいのでは…。

新しい睡眠薬

また同コラムでは不眠の原因として、最近注目されている神経伝達物質で脳内の覚醒系を統合している「オレキシン」についても紹介しています。通常、覚醒システムの動きが弱まり、睡眠システムが優位になると眠くなます。覚醒系のオレキシンの作用をブロックする新しい睡眠薬が昨年11月、海外に先駆けて日本で発売されたそうです。副作用の心配などこれまでの不眠の治療をさらに安心、安全、効果的なものにしてくれるものなのか、今後も情報を集めていきたいと思っています。

「オレキシン」の作用をブロックするスボレキサントについて

安眠枕

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