「眠れなくてつらい!」を克服するために知っておきたいこと

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不眠のタイプ

不眠症とは、「なかなか眠れない」とか「眠りは足りているのだが途中で目が覚めてしまう」などといった状態が続き、疲れが取れない、気分が悪い、集中できないなどの不調があらわれ、昼間の生活や仕事に支障をきたす病気です。
ここでは、どんなタイプの不眠があるのか調べてみました。

入眠困難(眠りたいのになかなか眠れない)

不眠の中でもっとも多いタイプです。医学的には、ベッドに入って寝ようとしてから寝つくのに30分以上かかる時、「入眠困難」としているそうです。これは、本などを読んでいて寝ようとしていない時間は含まれません。
眠れないきっかけは、「明日の会議が気がかり」とか「今日、誰かに嫌なことをされた」などといった一過性のストレスだったりしますが、そのストレスがなくなっても、「また眠れないのではないか」という不安感が残ると、なかなか寝付けなくなってしまうのです。また、眠らなければいけないという思いが強くなりすぎると、かえって眠れなくなってしまうことが多いようです。寝ようとして、早い時間から、カーテンを閉めて部屋を暗くしてから寝床に入るなど、「熟睡」できそうな環境を整えすぎるのも逆効果、逆に神経が高ぶって、眠りに入りにくくなるようです。
一方、夜遅くまでパソコンの画面を見ていたり、スマホの画面を寝床に入ってからも見続けたりしている人も、液晶画面の明るい光で、神経が興奮し、入眠困難になりやすくなるそうです。
これらのことから考えて、「なかなか眠れない」というのは、神経質な人や繊細なタイプの人に起こる問題ではなく、だれにも起こる問題だと言えます。

中途覚醒(途中で目が覚める)

せっかく眠れたと思ったのに、夜中に目が覚めてしまうタイプの不眠です。何度も目が覚めるけど、別に気にならないし、またすぐ眠れるという人はこのタイプではありません。
一度目が覚めると、なかなか寝つけなくなるのが、この不眠の特徴です。心配事や気がかりなことがあると、それが気になってなかなか寝つけなくなるということが続きます。
また、年齢を重ねてくると、夜中にトイレに行く回数がふえ、そのまま眠れなくなるということも多くなります。そんな時は、頻尿のために睡眠が妨げられていると感じますが、実は睡眠が浅いために、夜間も尿がたまりやすくなっているそうです。
そもそも睡眠中は「抗利尿ホルモン」が出て尿が濃くなり、尿の量が少なくなるのです。そこで起きている間は3~4時間に一度トイレに行く人も、一度寝たら朝までトイレに行かないということが可能になります。ところが、睡眠がうまくとれてないと、この抗利尿ホルモンがでてくれません。起きているときと同じ尿量なので、膀胱はすぐにいっぱいになり、何度も目覚めて排尿せざるを得ないのです。
ということは、睡眠が改善され、しっかり眠れるようになると、自然とトイレのために起きる回数も減ってくるはずです。

早朝覚醒(朝早く目が覚める)

自分が起きたい時間よりずっと早い時間に目が覚めて、そこから眠れないという状態が続くタイプの不眠です。自分から朝早く起きて、早朝の静かな環境で仕事や趣味に集中しようという方は、このタイプではありません。希望とする時間より2時間以上く目が覚めてしまう、目が覚めた後ふたたび眠りにつくことができないといった症状が頻繁に起こるようだと、早朝覚醒が疑われます。
原因としては、まず、加齢とともに体内時計が短くなっていることが考えられられるそうです。朝早く目が覚めるだけでなく、眠りにつくのも早いという場合はこれが原因の一つと考えていいようです。眠りが慢性的に浅くなっているということも早朝覚醒の原因として考えられます。睡眠が浅くなる原因はいろいろ考えられますが、これも加齢により眠りが浅くなることも多いようです。うつの症状の中にも、早朝覚醒になってしまう場合もあるそうです。

リズム障害(「眠る」と「起きる」のリズムがバラバラ)

夜、眠れなかったり自分が眠りたいと考えている時間帯に眠れず、起きている時間の活動に困難をきたすようなタイプの不眠です。これは体内時計と環境にずれが生じて起こるものです。
例えば、時差の関係で日本と昼夜が反対の国にいくと、朝に日本を発って9時間後に到着したのに、着いた先はまだ日中という場合、1日24時間という体内時計と環境にずれが生じて時差ぼけが起こります。同じ場所にいても夜更かしなどの習慣などで生活リズムが崩れて睡眠時間が一定していない場合にも、似たような睡眠リズムのトラブルが起こりやすくなります。
交代勤務で働いている人や試験勉強、期限のある仕事、あるいはグローバル化した社会の中で昼夜を問わず情報のやりとりをしている仕事で、夜も昼も同じような緊張状態が続くなど、睡眠リズムを崩しやすい仕事や生活スタイルの人は要注意のようです。

熟睡障害(寝た気がしない)

睡眠時間は、一応確保されているのだけれども、朝目ざめのすっきり感がないというタイプの不眠です。昼間に突然激しい眠気に襲われたり、生あくびが出て仕事や勉強に集中できなかったりして「ちゃんと寝ているのにおかしいな。」と思うのです。周囲からも「ちゃんと寝ているのに」と理解してもらいにくい症状のようです。
ここで原因となっているのは睡眠の質だそうです。ちやんと眠れているようで、実は夜中に何度か目が覚めて睡眠が浅くなっている場合があります。逆に眠りすぎて睡眠の質が低下している場合もあります。そのため、前日の疲れが寝ている間に解消されず、翌日に持ち越されているということです。
熟睡感が得られないので、時間があるときに眠りを取り戻そうと、たくさん寝ても、それが熟睡障害の睡眠である限り、ほとんどの場合解決することはありません。


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