13日の毎日新聞に、「認知行動療法」を実施しているクリニックが、全国で4割にも達していないという、信州大学などのチームがまとめた調査結果が載っていました。認知行動療法は、不眠症の方に、睡眠薬の効果に匹敵する約70%の効果が期待できるといわれており、その効果は治療終了後も長続きするという最新の治療法です。やり方は、医師が患者と対面し、対話を通じてものの受け取り方や考え方を変えさせ、患者の心理的負担を軽減させるもので、一般に医師が30分以上治療した場合、4200円の診療報酬がつきます。
ところが、認知行動療法で診療報酬がつくのは、うつ病などの気分障害に限られており、睡眠障害などでは診療報酬がつかないので、医療機関が敬遠しがちになっているようです。山梨県や高知県など、認知行動療法を受けることができるクリニックが、ほとんどないという地域もあるようです。
睡眠障害にも効果が期待できる認知行動療法を今後普及させていくためには、まず診療報酬の改定などが必要だといえるでしょう。
睡眠障害のために認知行動療法を実施できる「睡眠医療認定医」がいる全国の病院は、「病院口コミ検索Caloo」で調べられます。病院によって異なりますが、一般的に、カウンセリングは1回30分~60分程度、保険適用外の治療になりますから費用は7,000円~1万円程度、4~8回ほど受診というケースが多いようです。
認知行動療法を自分で試してみたい方には、参考になる書籍もいくつかあります。

認知行動療法で改善する不眠症

自分でできる「不眠」克服ワークブック:短期睡眠行動療法自習帳

新品価格
¥1,296から
(2018/2/17 19:10時点)

 
関連記事:「認知行動療法