6/14の毎日新聞に、カフェインを多量に含む眠気防止薬や「エナジードリンク」などの清涼飲料水の急性中毒で、この5年間に少なくとも101人が救急搬送され、うち3人が死亡したことが日本中毒学会の調査で判明したそうです。原因で多いのが圧倒的に錠剤で、搬送された101人のうち97人が眠気防止薬を使っていたとみられています。カフェインを含む錠剤は、薬局などで処方箋なしで購入できるので、手軽に眠気覚ましの効果を求めて使いすぎるという現況があるようです。
カフェイン中毒は、短時間で大量のカフェインを摂取した場合に起きますが、体重50kgの成人の場合、3時間で850mg以上(マグカップのコーヒーの6,7杯分)の摂取で大体の人が中毒症状を引き起こすそうです。今回の調査では、心停止した7人は6㌘以上取り、53㌘を摂取したケースもあったそうです。
中毒を起こすと、そわそわして落ち着きがなくなってきたり、お腹の調子が悪くなり胃痛がしたり吐き気をもよおしたりします。ドキドキして心拍数が増加するのもカフェイン中毒の症状の一つです。
調査にあたった埼玉医科大の上條教授は「カフェイン中毒の危険性が一般に十分知られておらず、行政も実態を把握できていない。一度に購入できる眠気防止薬の量を制限すべきだ。」と話しています。
カフェインの摂取許容量は国内では定められていませんが、海外では成人1日当たり400mg(マグカップのコーヒー3杯分)程度が目安のようです。カフェインは、覚醒作用、鎮痛作用、疲労解消、集中力の向上などの効果があり、適度に摂取する場合はメリットもあります。しかし中毒とはいかないまでも、慢性的なカフェイン摂取による不眠症などは事例としてもよくあるので摂りすぎないように気をつけておく必要があるでしょう。
参考までに、市販の飲料にどのくらいカフェイン含まれているのか調べてみました。

 商品名(容量) カフェイン含有量 商品名(容量)  カフェイン含有量 商品名(容量)  カフェイン含有量
ダイドーやみつきミルクコーヒー(500ML)  220mg モンスターエナジー(355ML) 142mg アリナミンRオフ
(80ML) 
 0
小岩井ミルクコーヒー(500ML)  170mg 眠眠打破(50ML)  120mg ファンテユンケル3Bドリンク
(100ML)
 0
ボスドライブショット(185ML)   167mg メガシャキ(100ML)  100mg リポビタンノンカフェ
(100ML)
ファイアひきたて微糖(190ML)  137mg レッドブル(250ML)  80mg リポビタンフィール
(100ML)
 0
ワンダモーニングショット(190ML)  114mg リポビタンD(100ml) 50mg 爽健美茶
(500ML)
 0
サントリーウーロン茶(500ML)   100mg アリナミンV(120ML) 50mg アサヒ六条麦茶
(500ML)
 0
伊右衛門茶(500ML) 100mg オロナミンC(120ML)  18mg ヘルシールイボスティー
(500ML)
 0